美白in欧米

日本の「美白神話」が国民性なら、海外の「美白」についての感覚はどのようなものなんでしょうか。
少なからず気になりますよね。

日本ではあまり見かけない光景の一つに
公園やホテルの屋上での甲羅干しがあるような気がします。

もちろん日本でもたまに見るのですが、たいていは積極的に「日焼けをする」為ですよね。
けれど欧米でのその光景は「普通の人々が健康の為、日常的に日光浴」が目的のようです。
キャミソール1枚、男性なら上半身裸で、公園の芝生でうつぶせになっている姿に
美白を気にする私たちは、少しハラハラさせられてしまいます。

さてこんな話も。
日本人の若い女性が旅行先で欧米のお友達と、それぞれが使っている化粧品についての会話を楽しんでいました。
そして美白美容の商品についてのおススメをたずねた所、こう切り替えされてしまったそう。

「あなた十分白いじゃない!!なんでそれ以上白くなりたいの?」

うーん・・・なんでと言われても・・・ですよね。
だって白くなりいたんだもん・・・という、これがきっとジャパニーズ美白神話。

おそらくリップサービスじゃないよなあ、と感じたのはその後の
「貧乏くさいからもっと焼きなさい!」という台詞だったとか。
あまり白いと「バカンスにも出かけられない貧乏人」という捉え方もあるそうです。

セレブほど日焼けをしているかどうかは国や流行によっても左右されるようですが、
確かにバカンスに毎年1ヶ月近く費やす事が普通の欧米では、
まったく日焼けをしていない、イコール「ちゃんと休暇取った?」という流れにはなりそう。
(貧乏かどうかは余計なお世話ですが。。。)

いずれにしても不自然な肌色はタブー、少しくらい日焼けをしていた方が健康的。
必要以上に美白にはこだわらない、というのがほぼ共通の認識のようです。