食事で美肌

効果的に美白を目指すなら、やはり体内からのケアもおろそかにはできません。
「美白」によいとされる食材を集めてみました。

メラニンは「チロシナーゼ」という物質がメラノサイトの中のチロシンと結合して作られるのですが、
この「チロシナーゼ」を抑制する成分がいくつか報告されています。

リコピン
ご存知トマトに含まれるリコピンです。
チロシナーゼは皮膚表面が紫外線の影響を受けて「活性酸素」を発生させる事により作られます。
リコピンには「抗酸化作用」があり、チロシナーゼを生成する元となる、「活性酸素」を抑制してくれるのです。
リコピンは脂溶性なので、実際に食事として体内に取り入れる際は
油でいためたり、ドレッシングやソースにしたりすると吸収されやすいですよ。

アスタキサンチン
なんとなくご想像いただけるでしょうか。リコピン同様「赤い」成分です。
カロチノイドの一種で、主に海産物に含まれます。
(鮭、イクラ、タイ、エビ、カニ等々。)
リコピン同様抗酸化作用に優れています。

●フェルラ酸
米ぬかに含まれています。含有量は玄米が当然多いのですが、
消化吸収を考えれば発芽玄米や黒米で摂取するのもよいでしょう。
やはり抗酸化作用に優れています。
作られてしまったチロシナーゼの活性を阻害します。
またフェニルアラニンというアミノ酸と結合する事で、メラニン色素の生成を抑える効果を高めてくれるそう。

●シス・ウンベル酸
それこそ聞いた事もない成分ですが、ダッタンそばに含まれる成分だそうです。
やはりチロシナーゼの活性を抑制してくれるとか。
日本に多い甘そば、ではなく苦そばと言われる「ダッタンそば」に多く含まれるそうで
茹でたお湯(そば湯)までおいしくいただけば効果は倍増なのだとか。

但しそばは重大な症状を引き起こすアレルゲンとなる例も多い食材です。
(昔学校給食のそばで亡くなった児童さんもいましたよね。。。)
アレルギー体質かな、と思う方はくれぐれも気をつけてくださいね。