美白成分色々

美白化粧品に含まれている成分は色々ありますが、
なぜ美白によいのか、どう効果があるのかという事の
理由はなかなかわかりづらいですよね。

よく聞く成分について調べてみました。

●プラセンタ
本来の意味は「胎盤」ですが美容成分として使用されるものは
豚などの胎盤から抽出し、精製されたエキスである事が多いようです。

美白においては食事の項同様、チロシナーゼの活性を抑制してくれます。
また細胞生成を活性化してくれる成分や
繊維芽細胞に作用してコラーゲンの生成を促してくれる事などから、
「美容全般」に効く成分として注目を集めているとの事。

ホルモンバランスを安定させ、更年期障害の症状を緩和するなど
医療的側面からの利用法も定着しており、
まさに女性にとっては欠かせない成分といっても過言ではなさそうです。

●アルブチン
チロシナーゼに直接作用し、メラニンの合成を阻害します。

●コウジ酸
その名の通り、麹菌から発見された成分です。
メラノサイト(細胞)に作用し、チロシナーゼの活性や合成を阻害、メラニンの生成を抑えます。

●ビタミンC誘導体
ビタミンCが美白によい事は広く知られていますね。
メラニン色素がつくられるのをブロック、更に作られてしまったメラニン色素を淡色化(還元作用)を持ちます。

但し大変壊れやすい為、化粧品やサプリメントとして人工的に、
継続摂取するには扱いづらく、またなかなか効果があがらない成分でもありました。

そこでビタミンCの有効な成分はそのままに、浸透しやすくしたり、
安定した状態で必要な場所まで届くよう手を加え改善をしたものが
「ビタミンC誘導体」だったり、最近よく聞かれる「高濃度安定型ビタミンC」です。

そのままでは熱にも水にも弱い成分を、積極的に採る事ができるのは嬉しい限りですね。